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童具館プレイルーム/会員様のお便り

アトリエによって開かれた
童具館プレイルーム
保護者会員 高木 礼子 様 寄稿
幼児コピカ 高木 優 くん (6歳)

 リビングの一番目立つところに一枚の写真…アトリエに体験に伺った際、撮ってくださったものです。優、一歳八か月。あどけない顔の隣に満面の笑みの私。この写真が物語るように親である私が興奮し感動した瞬間でした。そして優は、手に付く絵の具を気にしながらローラーをコロコロしていました。
 「優くん、変わったね」「こういうキャラだっけ?」…かつて親子クラスでご一緒していたお母さん方に言われることがあります。そうです。優は変わりました。アトリエによって優は開かれました。
 六年前の六月、優は重症の仮死状態で生まれました。残るかもしれない障害を覚悟しつつ、この子に沢山の刺激を与え、楽しいと思える事をさせようと心に決めていました。
 親子クラスに入ったとき、この場所で優が生き生きとできたらどんなにいいだろう、と思いました。
 ただ、私の興奮と裏腹に、私が思うような反応を優がした訳ではありませんでした。思いっきり絵の具だらけになって遊ぶお友達の横で、どちらかと言えば淡泊な反応…やはりこの子は少し遅れがあるのかもしれない、と思ったときもありました。
 その後四年が経ち現在…「お待たせしましたぁ!」、と叫びながら二階のショップへ駆け上がって来ます。そのときの得意気な顔!かつて私が優に感じたことを、思わず恥じてしまいます。
 子供を持つ親にとって、我が子の見せる得意気な顔、キラキラと輝く瞳は宝です。アトリエという空間で優が羽を伸ばし、羽ばたいています。
 我が家には、積み木やその他の童具が少しずつ増えています。「お母さん、積み木やろう!」と私を誘います。私が建物を造り始めると、優が道路を造る。二人で自然な役割分担が生まれ、完成します。
 童具館の積み木はまるで吸い付くように重ねることができ、触れているだけでも心地の良いものです。
 そして完成して終わりではなく、ここから物語が始まります。主人公は車であったり、電車であったり、ぬいぐるみであったりと様々。飽くことなく世界は広がります。
 優は絵を描き、積み木をしたり、お料理をしたり、その他様々な活動、そのものを楽しんでいるのか…優は創造することを通して、その先に膨らむ想像の世界を楽しんでいるような気がします。先生方の温かく大きな大きな懐の中で、伸び伸びと泳いでいます。
 一つの活動にどれだけの準備を先生方はなさっているのだろう、と考えます。恐らくアトリエの時間の何倍もの時間と労力を注いでくださっていると思い、感謝の気持ちで一杯です。
 生きていく中で、心を開くことができる場所が一つあればいいと思います。優にはアトリエがあります。これから歩む人生の土台となり、軸となり、枝葉をいっぱいに伸ばしながら歩んでいってほしい、と思うばかりです。
 そんな子供を傍らで見守っていくことができたら、どんなに幸せなことでしょう。

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