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広島西プレイルーム/会員様のお便り

体中から発する悦び
広島西プレイルーム
保護者会員 木下 亜紀子 様
幼小コピカ 木下 紗瑛 ちゃん(9歳)
写真:広島西プレイルーム

 娘(紗瑛)がわくわくアトリエ広島西プレイルームに通い始めて、三年目が過ぎようとしています。いつも学校の帰りに直接アトリエに向かうと、先生が笑顔で出迎えてくれます。始まる前のゆったりとしたひとときも、娘にとっては大切な時間。そして活動で先生や仲間たちと過ごすひとときは、娘の宝物です。
 小さい頃から、何かを作り始めたら時間を忘れて夢中になる子どもでした。塗り絵や教えられた通りにやる製作は嫌いで、自分のやりたいことを、時間をかけて取り組んでいました。公園や山に行くと拾い集めたもので何時間もかけて何かを作ったり、家でも私の想像や常識の範囲を超える素材を組み合わせてものを作ったりと、大人の価値観や考え方がいかに固定されてしまっているかを、思い知ることもありました。
 おっとりさんなのに加えて、型にはめられたり、枠の中で行動することが人一倍苦手な娘にとって、小学校の最初の時期は負担が多く、つらいものでした。そんな一年生の二学期に友達に誘ってもらって、わくわくアトリエ広島西プレイルームの体験に行きました。あのときの娘の輝くような表情や、体中から発する悦びは、今でも忘れられません。楽しすぎて時間を大幅に延長しても、つきあってくださり、家に帰ってからも興奮がおさまりませんでした。そしてその日は、いつもはあれだけ嫌がる宿題をすんなりと、自らやったことも驚きでした。
 それから月に三回、アトリエに通う生活が始まりました。とことん自分を表現して、受け入れてもらえる場所があるということが、子どもにとってどれだけ大切なのか、実感する日々でした。先生に寄り添ってもらいながら、じっくりと、ゆっくりと、自分と対話して作品を作って、いつも迎えに行くとスッキリとした顔をしています。その日やったことを嬉しそうに説明してくれる姿を見るのが、親の楽しみです。
 娘は、絵に苦手意識を持っていましたが、それは学校で、先生の指示通りに描くのが苦手なためでした。アトリエで先生にフォローしてもらって、自分のイメージを描き切る、出 し切ることができるようになっていくうちに、いつしか絵画の日をとても楽しみにするようになりました。時に自分のイメージがなかなか形にならず、歯がゆい思いもするようですが、楽しいことの先にある、それを乗り越えて、出し切る達成感の喜びを経験させてもらえることが、ありがたいと思います。
 小学校三年生になって、周りに自分より年齢の低いお子さんが多くなってから、さらにいろんな姿が見られるようになりました。家では、一人っ子なのもあり、甘え放題ですが、アトリエでは、先生に頼りにしてもらえると嬉しくて、照れながら張り切っています。
 作品との向き合い方も少しずつ変わってきています。それでも変わらず、いつもゆったりと、じっくりと、子どもに寄り添って、見守ってくださるアトリエの存在は、これからも私たちにとっては大切な場所です。

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