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覚王山プレイルーム/会員様のお便り

やりきること
覚王山プレイルーム
保護者会員 中川 まゆみ 様
アートクラス 中川 悠 ちゃん (14歳)
覚王山プレイルーム

 「今日も楽しかったぁ〜」
 この言葉を、何回聞いたことでしょう。
 長女が、アトリエにお世話になって十年が経とうとしています。小さくて何を見ても不安そうだった娘も、今は勝手知った我が家のようにアトリエを楽しんでいます。
 家では出来ない事を、思い切りやらせてあげたい、と思い入会しました。
 幼少期は、ただただ色と画材に戯れ、迎えに行けば身体中に絵の具を付けてにこにこの笑顔で自慢げに作品を見せてくれました。
 小学生になると、少しずつ作品を作ることの難しさを感じ始めました。
 周りのお友達が上手に作品を仕上げていく中で、娘の作品は未完成の時や、色はグレーや黒に塗りつぶされたものばかりでした。
 次第に私も不安になり、勝田先生にお話をお聞きしたことがありました。その時に、
 「お母さん。大丈夫ですよ。やりきることが大切なんですっ!!!」
と言われ、とても気持ちが軽く落ち着いてゆくのを感じました。
 しばらくすると、娘はグレーの世界をやりきり、虹色の世界へと入って行きました。
 長い間、虹色の世界をやりきった最初の作品は、初めて自分の思いを表現できて満足した顔をしていました。
 グレーの世界も虹色の世界も、いつも娘の瞳はきらきらと真剣そのものでした。
 私は、見守るということを学びました。
 高学年になり、娘が反抗期へ入っていくと同時に、作品に対してもこだわりや強い思いが出るようになりました。
 作品を作り上げる難しさや、道具がうまく使いこなせず、悔しくて帰りの車中で初めて泣いたこともありました。
 私は、驚き、娘の成長を感じることができて、とても嬉しく思いました。
 この頃は、些細なことですぐに口喧嘩になったりします。怒りながらアトリエに行かせたこともありました。
 親でもなく、学校の先生でもないアトリエの先生方は、娘にとっても頼もしく、自分を素直に出せる存在です。
 そんな娘をいつも見守ってくれている先生方には、本当に感謝しています。
 これから、大人になってゆく娘には、色々な困難の壁が立ちはだかることと思います。上手くいく事もあれば、作り上げてきたものが全て壊れる事もあるでしょう。
 一つの事を、違う角度から眺めてみたり、考え直してみたり、作り直してみたりと、まさに、アトリエの活動と同じです。
 そして最後は自分で選択し決断する力を、アトリエの活動を通して自然に身につけてくれているのではないでしょうか。
 これからも、アトリエでは娘がやりきるまで見守っていきたいと思います。
 今は、「楽しかった〜」とは言わなくなりましたが、帰りの後部座席から微かに聴こえる鼻歌に嬉しく思う母でした。

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