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覚王山プレイルーム/会員様のお便り

娘の成長の瞬間
覚王山プレイルーム
保護者会員 様

 アトリエに通うことを決めたきっかけは、年中の夏休みに、友人親子と一緒にスポーツセンターが企画する紙ヒコーキ作りの講座に参加した時のことです。
娘が紙に印刷されたヒコーキの型をはさみで切っていると──
 「お母さんやって!できない!」
 線に沿ってまっすぐ切れないので、怒ってやめてしまった娘を見た友人が、「完璧主義だねぇ。うちも全く同じだったよ。でもそれがアトリエに通い始めて変わったのよ。『お母さんやって!』って怒るのがなくなったよ」と、いきさつを話してくれました。
 完璧主義だった私が、娘もまた完璧主義に育ててしまっていたのでしょう。夏休みに持ち帰ってきた幼稚園のらくがき帳。年少の頃と変わらず、まっ白でほとんど何も描いてありません。イメージ通りにうまく描けないので、そのストレスを味わいたくないようです。ぬりえも大嫌い。はみ出るのが嫌だそうです。そんなわけで、クレヨンはほぼ新品のままでした。
 年中さんになったら描くようになるだろうと安直に思っていたのですが、あまりの変化なしに愕然としながらも焦りも覚え始めていたところでした。
 そんな時に友人のこの朗報。
 『娘の完璧主義を直してくれるような、そんな天国みたいなところがあるんだ!』と、“アトリエ”の話にすぐに食い付きました。
 勝田先生のお話から、「子どもたち同士での『それもいいね!』と認め合う経験が、自信をつけていくのですよ。」との言葉に感銘を受け、早速、夏休み明けからアトリエに通うことになりました。
 さて、入会しましたら、期待どおり、みるみる描き始めたのです。まっ白だった幼稚園のらくがき帳もたくさん描くようになり、私たち(親)に描いたものを見せようと、頻繁に持ち帰ってくるようになりました。とは言っても、まずはぐるぐるの絵ばかり。
 何枚も何枚も一枚に大きく、ぐるぐる丸く重ねて描いてくる。「何を描いたの?」と聞くと、「レース会場!レース会場で車が競争しているの!」と自慢げに話してくれるようになり、とても嬉しく思っておりました。
 アトリエに通うようになって一年が過ぎ、ある絵画の日、クラスの友達がみんな帰っても、一人残り、納得がいくまで描き上げた日がありました。娘がこんなに長時間集中して何かに打ち込んでいる姿を見たことがなかったので、新鮮に思いながら終わるのを見守っていました。
 描ききって「できた。」と静かにつぶやいて筆を置いたとき、絵を見つめる横顔にはっとさせられました。少し大人びたような、何とも言い表せない表情がそこにありました。ちょっと大げさかもしれませんが、娘の成長の瞬間を目の当たりにしたようで、とても嬉しい感動を味わいました。この頃は、ぬりえも「楽しい!」に変わり、「お母さんやって!」は気が付けばいつの間にか、「お母さん手伝って!」になっています。
 春からは小学校に進学します。新しい環境に馴染むまで、週に一度でも、自分らしさを出せる仲間と共に、信頼する先生方に見守られる空間があるということは、新生活の緊張が連続する娘にとって、安らげる心のよりどころとなることでしょう。
 本当に幸せで、ありがたいことです。紹介してくれた友人に心から感謝しています。
 いつの日か、「お母さん! 見ないで!」
 に変わる日が来るのを楽しみにしつつ(実際その日が来たら寂しいのかもしれませんが)、アトリエへ通い続けたいと思います。  

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