遊びや造形活動で創造力を開発する「わくわく創造アトリエ」

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全国から寄せられた新しいお便り

かけがえのない場所
横浜港北プレイルーム
保護者会員 様

 娘がアトリエに通い始めたのは2歳の時でした。
 それから2年半が過ぎ、今の娘にとってアトリエは安心して自分を出せる場所になりました。
 とはいえ、最初から順調だったかというとそうではありません。
 体験アトリエ2回目。初回の時に緊張と疲れを見せていた娘は、泣きに泣いて教室に入れませんでした。全身で嫌だと拒否し続ける娘を見て途方に暮れ、私まで泣いてしまいそうでした。
 今日も嫌がったら諦めた方が良いかもしれないと、暗い気持ちで向かった3回目は、積み木でクリスマスツリーを作る活動でした。
 娘が楽しめたかどうかはわかりません。もしかしたら、重い表情の母に遠慮をしたのかもしれませんが、活動に参加することができました。完成した作品にキャンドルの火を灯した時の美しさを今でもよく覚えています。やはりここに通いたい、今は楽しめなくても娘のペースに合わせてゆっくりやっていこうと静かな気持ちで見ていました。
 その後は、余白だらけで活動を終了する日もありましたが、徐々に娘なりのペースを掴み、楽しめるようになっていったように思います。
 私も毎回新鮮な気持ちで参加させて頂きました。絵の具だらけの娘が近寄って来て、私の洋服にべたり。「お母さんは着替え持ってないのに」などと言いながら笑っていたことも良い思い出です。
 そんな親子クラスを離れ幼児クラスに上がる時、娘は幼稚園の入園もあり不安でいっぱいでした。幼児クラスとなっても親と離れることができず、しばらくは親子クラスの延長のように一緒に入室して活動をしました。
 ところが2ヶ月ほど経ち、アトリエへと向かう途中に突然「お母さん一緒じゃなくていいよ」と言われました。びっくりしました。「どうして?」と聞くと「だってお友達がいるでしょ。大丈夫」と。
 ああ、この子は自分でちゃんと判断したのだ、その時を焦らず待ってあげることが大事だったのだなと気づきました。
 不安定になる娘にもいつもと変わらず接してくれる先生方と、一緒に活動をしていた少し年上のお兄さんお姉さんの明るさのおかげで、娘はアトリエに安心感をもてたのだと思います。その日の作品は持ち帰ったその日から、ずっと飾っています。毎日一緒にいると気づきにくい成長がはっきりと見えた大切な日の作品です。
 もう大丈夫だと自分で気づいた娘は、とても楽しそうにアトリエに通っていて羨ましいほどです。いつのまにか、作品の余白は減り抽象的だった絵画も何を描いたかがわかるようになってきました。作品に自信を感じ取ることができます。娘の成長に寂しさすら覚えるほどです。
 最初は親の希望で始めたアトリエですが、その選択に間違いはなかったと改めて思います。娘にとってかけがえのない場所になったことはもちろんですが、私たち親にとっても子どもとの向き合い方を教えてもらえた場所です。
 毎日子どもと向き合うことは、時としてものすごく大変です。心が折れそうになる日も、もっと楽をしたい時もあります。ですが、親にとって楽な子育てを探すよりも、親も一緒に楽しめる子育てを探す方が私たちには合っているようです。本気で子どもと遊び、ヘトヘトになって子どもと眠る。幸せな毎日です。
 村田先生をはじめ関わっていただける皆様への感謝を忘れることなく、これからもたくさんの驚きや発見を見つけ、楽しい時間を過ごしていきたいと思っております。先生、今後ともよろしくお願いいたします。

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