遊びや造形活動で創造力を開発する「わくわく創造アトリエ」

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全国から寄せられた新しいお便り

アトリエというオアシス
文京プレイルーム
保護者会員様 寄稿
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 こちらのアトリエにお世話になり、気がつけば今年で六年が経とうとしています。
 この六年間を振り返ると、子供の成長もさることながら、母として私の心持が変わったな、というところが率直な気持ちです。
 子供は日々成長し、変化を見せてくれる存在です。「この子はこういう性格だ」と型にはめ判断するのは難しいと、三人の子供達の子育てを通して感じているところです。
 片や大人のほうは足踏みすることが多く、それでも子供の成長を身近に感じ子供と関わることで成長させてもらっていると実感しています。
 アトリエとの六年間の中で、小さな歩みの積み重ねが少しずつ実を結んでいくような、そんな感覚を覚えます。
 長男が三歳のときアトリエの門をたたきました。
 その頃の私は、親として子供の環境を整えてあげるべきという思いが強かったように思います。玩具は素朴なもの、遊びも五感をフルに使い…と、探したどり着いたのがアトリエでした。
 月一回、親子コピカからの参加でした。長男はマイペースに自分の思い思いのものを作っていきます。時として活動のテーマに沿わない形になったり、絵の具の塗りが雑でまだらになったり。正確さや完璧さをつい求めてしまう私は、一緒に楽しむことよりその作品を見栄えのよい完成品として仕上げたく、手を加えがちになります。
 そんな時、先生がやさしくたしなめてくださるのです。子供の中で完結し、完成したと見なせばそれが立派な完成品なのだと、子供の目線を尊重した作品作りに毎回気持ちを改めさせられたのを覚えています。
 二人目の子供に手がかかり始め、半年ほど通えない月が続きました。アトリエへの思いはあるのですが体がついてゆかず、もどかしい半年間でした。その間も先生方には気長に温かく待っていてくださったこと、今でも有難く思っています。
 二女も二歳過ぎた頃から入会させていただくことになりました。
 自分でする!という思いが強く、自分の中の到達点に向かって黙々と手を動かす姿が見られました。
 三女の授乳やオムツ替えで私が席を外しても二女の気持ちは作品に向き、純粋にアトリエでの活動を心から楽しんでいる様子を頼もしく感じていました。
   今から思えば二女も寂しいと思うときもあったでしょうが、先生が常に目をかけサポートに入ってくださったこと、アトリエの活動が魅力的であったことに親子共々救われていたのだと思います。
 そして三女も自然な流れで入会。
 今まで兄姉の活動に付き合い、隣室で好きなことをしていた癖が抜けないようで、最初はなかなか活動に入ることが出来ませんでした。
 気がつくと亀のどんちゃんにえさをあげていたり、絵本を出してきて読み始めたり。先生の「大丈夫。絶対好きだから。」という確信に満ちた言葉を信じ、私も待つことに。
 その代わりに、上二人のときは黒子に徹するよう心掛けていた私が心置きなく?活動に参加できるという嬉しい副産物があり、私も楽しい時間を過ごすことが出来ました。
 先生の言葉通り、今ではクラスのお友達と一緒に満足げに活動に参加しています。
 作品を作る、亀と遊ぶ。絵本を読む。ディスプレイの童具で遊ぶ…それら全てが三女にとってのアトリエ活動のようです。
 今年の春、家の都合で月一回のクラスに参加することが難しくなり、辞めるか曜日を変え継続するか家族会議を開きました。
 子供達の返事は即答でした。「友達と遊ぶ時間が減ってもアトリエを続けたい」と。
 今では曜日を変えて月三回、三女は幼稚園の後私と通い、上の子供二人は自力で電車を乗り換え通っています。
 子供達のアトリエへの思いには理屈はなく、ただ「好きだ」というシンプルな気持ちがあるだけなのだと、改めて思うこの頃です。子供達のエンジンはアトリエを思うとき今も昔も全開のようです。
 子育てにおいて、子供に任せる、委ねる、受け入れる大切さを教えていただいた六年間でした。
 ゆるやかな時間と共に人の成長があり、そこにアトリエというオアシスがあったこと、私にとっても子供達にとっても幸せでした。この先も気負わず気長にアトリエと歩みを進めていけたらと願っています。

※文京プレイルームの月1回クラスは現在開催していません。

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