遊びや造形活動で創造力を開発する「わくわく創造アトリエ」

トップ > 保護者の方々のお便り > 大濠公園プレイルーム/会員様のお便り

大濠公園プレイルーム/会員様のお便り

アトリエ活動の新しい始まり
大濠公園プレイルーム
保護者会員 煦芟b 様 寄稿
幼小コピカ 煦艾、来(めぐる)くん (8歳)
大濠公園プレイルーム

 「うお〜、よっしゃあ〜」と愛来は、いつも元気にアトリエで何を造ろう、何を食べようかと目をグルグルさせて跳び回り、ハイテンションです。
 絵画の時間、モチーフの果物や魚が置かれていても、おかまいなしに「あ、俺今日仮面ライダー描こう」とつぶやき、メロンがいつの間にか仮面ライダーに変身したり、料理の時間パンの家づくりの時には、飾り付けのお菓子を欲張り過ぎてパンの家が傾いたり。
 積木の時間お友達は、みんな飛行機を作っているのに、一人で積木とケルンモザイクを組み合わせ、輪ゴムでとめてジュースやハンバーガーの機内食を作り「ジュースは、すっぱいなあ〜ハンバーガーはマックより美味しい」と本当に口の中に入れてみたり。いつも一人でおもいっきり勝手に楽しんでいます。
 何か必ず見つけて夢中になる愛来ですが、ケルンモザイクを並べて楽しむ事は、何故かしませんでした。
 私と息子の愛来が初めてアトリエと出合ったのは、フリーペーパーで見て、前から気になっていたのですが、なかなか連れて行けず、体験したのは三歳半の時でした。
 初めての作品づくりは、板を白いペンキで塗り、粘土を丸めてボンドで粘土をくっつけて、指で粘土をつぶして形をつくり、色をつけて完成だったと思います。
 その時の愛来の目がキラキラと光り、いつもぼんやりしていたのに、粘土を丸めては、つぶし、大声で「きもちいい、きもちいい」と叫びながら、よだれもタラタラ、絵具もボンドもよだれが混ざり、手にいっぱいつけて一気に造りあげました。
 息子の初めてのやる気に驚き、即入会しました。
 それからのアトリエの日々、破壊的な年頃の時は、困り果てました。
 積木の時間にお友達や大きいお姉さん、お兄さんの作品、高く積み上げられた積木を、ただ壊したい息子と、阻止したい「ダメダメ」と怒鳴ってばかりの母。本当に先生方に助けられました。
 次に夢中になったのが、絵具を赤・青・黄・緑・白パレットに、もったいないくらい、おばあさんがいたら怒られそうなぐらい「ブチュー」とたくさん出し、筆で全部混ぜて、手に腕に、おもいっきりその絵の具をべったりつけました。
 作品の色塗りは、もちろん絵画も手で描きました。その後、アトリエの机から自分の活動着や顔に手形を「ぺったんぺったん」つけて、意味不明な言葉を発しながら、本当に一人で楽しそうでした。
 今でも手形のついた活動着は宝物です。
 もう一つのアトリエの楽しみは、アトリエのお友達との交流です。幼稚園や小学校のお友達とは、また違って、親も子供も見たり、感じたりする所や事が同じで、楽しくてつい時間を忘れてしまいそうになります。
 そうした交流後、その日は、一日気持ち良く過ごす事ができ、またおもいっきり活動や遊んだりしたので夜もぐっすり眠れます。
 アトリエは、明日の活力になります。次の日、また一日穏やかに過ごす事ができます。
 私のアトリエの一番のお気に入りは、アトリエ文庫です。隈本先生が今までに集められた、絵本や子育てに役立つ本が、ぎっしり詰まっています。
 子供の成長段階で悩んでいたり、考えている事があり、ふと本棚を見ると、興味のある手にとって見たくなる本ばかりです。
 アトリエの活動が終わる頃には、私も本を読み終え、悩んでいた事も小さく思えて、すっきりした気持ちで、おもいっきり活動し終えた息子を抱きしめる事ができます。
 アトリエに通い出して二年目に思いがけない出来事がありました。
 お友達と遊んでいて、目に足が当たり泣いたのですが、たいした事はなさそうなので病院に連れて行きませんでした。
 次の日軽い気持ちで病院で受診したら、先生から目のキズはたしいたことがないけれど、見え方がおかしいので検査しましょうと言われました。遠視でした。
 小さい頃から像がぼやけて見え、焦点が定まらなかったようです。そういえば、息子は、小さい頃からぼけっとしていて、反応が遅かったような。それをいつも私がガミガミ怒る姿や、小さい頃私を見て、手をふる息子の姿が目に浮かび、いつも前向きな私も、しばらく落ち込みました。
 何度かの検査の後、調整用の眼鏡をかける事になりました。初めて眼鏡をかけたその日の夜、家で積木遊びをしていました。
 私が夕食を用意していると、「見て見て」と呼ぶので部屋へ入って見ると、ボードの上にキレイにケルンモザイクを並べていて、私が座るとミラーを上に乗せて、「ほらキレイやろう」と目を輝かせて嬉しそうにしていました。
 私は涙が溢れて止まりませんでした。
 「ああ、これからが私と息子との新しいアトリエ活動の始まりだ」と思い、いつまでも万華鏡のような美しいモザイクの模様を眺めていました。  あれから息子も小学生になり、少し落ち着いて活動を楽しんでいます。
 いつも穏やかな雰囲気を作って下さる、隈本先生、斉藤先生に感謝の気持ちでいっぱいです。

もっとお便りをご覧になりたい方へ
「わくわく創造アトリエ/大濠公園プレイルーム」会員様のお便り

<大濠公園プレイルーム 過去のお便り>の関連ページです

わくわく創造アトリエに関するご質問・お問合せは
下のボタンをクリックすると、全国のわくわく創造アトリエ一覧が表示されます。
ささいなご質問から詳しいご相談まで、お気軽にお問合せください。