遊びや造形活動で創造力を開発するアトリエ

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フォトレポート

2019.02.26 更新

第1回/段ボールのオブジェ 第2回/正三角形のレリーフ 第3回/直角二等辺三角形で立方体の構成
【アトリエでのひとこま】
直角二等辺三角形の障子紙を自分の好きな色に染めていき、染めた紙を立方体の発泡スチロールに貼り付けて構成を行いました。
染め方はひとりひとり個性豊か!三角をそのまま絵具につける子もいれば、折り紙のように、端と端をきっちり合わせ折りたたんでいる子もいます。また自由に折り目をつけてみる子もいます。折り方が違うことで染めて広げたときの模様が全く違ってきます。
親子クラスや、幼児クラスでは自由に染めていき、紙を広げたときに思いもしない模様や色合いが出てきて「わぁ〜!こんなのができたー」と偶然うまれた模様への出会いに目を輝かせていました。
幼小クラスやアートクラスでは、三角形の分割を細かく出来ることも伝え、自由な大きさの組み合わせで作りました。あるクラスで、三角形をきれいに折りたたんで細かく染めていくとドット柄やお花柄のようになることに気が付き、きれいに折って染めていくことに力を注いでいる子がいましたが、回数を重ねていくうちに折り方に変化をつけ実験を繰り返すようになっていました。最後に色いろな方法で染め上げた手持ちの三角形の紙を全て並べて眺めながら「きれいに折って染めると、誰がやっても同じ模様が出来るし出来上がりも想像がつくけど、折り方を変えたり染め方に変化をつけると予想外の模様が出来てこっちも面白いね!」と一言。
今回の活動では考えぬいて作りだす美しさと、偶然うまれてくる美しさに関心をもち、どちらの美しさにも興味津々でした。そして“染める”を繰り返す作業の中でも、多様な模様を生みだすことが出来る楽しさにも気が付くことができた子どもたちでした。(童具館プレイルーム講師 土井春奈)
2019.02.03 更新

第1回/料理(麻婆丼) 第2回/積木(カルロヴィ・ヴァリ) 第3回/ベニヤ板のコマづくり
【アトリエでのひとこま】
カラフルで可愛いチェコの街並み『カルロヴィ・ヴァリ』をテーマに積木活動を行いました。
アトリエ内を白い壁で囲っておき、壁沿いに街並みを作っていきました。
『カルロヴィ・ヴァリ』はカラフルな建物が多いので、今回は<WAKU-BLOCK><カラーモザイク>だけでなく<かずの木(カラー)>もたくさん用意しました。
いつもは立体的な建物を作ることが多い積木活動ですが、今回はまずは壁に添って平面的に作っていきました。活動を行っていてとても面白かったことがあります。いつもと同様<WAKU-BLOCK>は様々な形を用意していましたが、ほとんどの子どもたちがまず手に取ったのが“直方体”の積木。そしてく“正方形板”や“小角柱”を好んでいました。
壁に添わせていくため、厚みのあるものより、薄い積木を好んでいるのか<かずの木>と幅がぴったり合うことに気が付いて選んでいるのか、子どもたちの直感力はすごい!といつも感じさせられます。
また<かずの木>は1〜10までの長さがあります。隣に積んだ積木と高さを合わせるためにはどの長さが必要かを考えます。本来10の<かずの木>は緑色ですが“赤を使いたい!”ということで、赤色の5の<かずの木>を2本使用する子もいました。遊びの中で無意識に配色や数量などのバランスを調整する子どもたち。和久先生の言う「遊と学を区別できない」とはまさにこのことであると感じました。(童具館プレイルーム講師 土井春奈)
2018.12.26 更新

第1回/絵画(ぽんぽん菊等) 第2回/積木(パルテノン神殿) 第3回/塩ビ板のランプシェイド
【アトリエでのひとこま】
積木活動でした。親子クラスでは、クラスの年齢層にあわせて<円柱の童具>遊びと<ビーズ>遊びを行い、円柱の形の特性を存分に体感してもらいました。
幼児・幼小クラスでは『パルテノン神殿』をテーマに積木活動を行い、柱にみたてた形を、円柱の紙管の周りに立方体を規則正しく積んで作りました。
この作業は根気がいりますが、みるみる大きくなる柱にどの子も熱中して活動を行っていました。幼小クラスのある女の子は「もっと柱を作りたい!」と8本の柱の内の5本の柱を1人で作りあげました。みんなで柱づくりを終えたあとは周りに自由に建造物を作りました。
ある幼児クラスの女の子は、柱と同じ積み方で自分の背より高いタワーを作りました。また幼小クラスのある男の子は、パルテノン神殿の土台の下のスペースに潜り込んで秘密基地を作っていました。それぞれの興味に沿って作ったいろいろな神殿が、お迎えの時にはアトリエ全体に広がる密度の高い空間を演出してくれていました。(童具館プレイルーム講師 土井春奈)
2018.12.14 更新

第1回/スチロール球の軌跡 第2回/料理(たこ焼きとフルーツ野菜ジュース) 第3回/彫塑
【アトリエでのひとこま】
カプセル球を芯材にして、まわりに紙粘土を貼り付け、モチーフを見ながら造形をする「彫塑」を行いました。
ご家庭や幼稚園、保育園、学校なとで物を見て描く機会は多いとおもいますが、物を見て立体物を作る機会は少ないと思います。子ども達はとても集中して活動に取り組んでいて、親子クラス、幼児クラス、幼小クラスのどのクラスも素晴らしい作品が出来上がりました。
その中で幼小クラスのある中学生が「粘土に絵の具を混ぜ込むとリアルな質感になると思う」と、自分で考え、粘土に絵の具を混ぜ始め、本物そっくりな質感の見事な桃を作りあげました。またモチーフのメロンパンを作っていた別の中学生は「先生、割り箸はある?」と言い、それを何に使用するのかを見守っていると、割り箸に茶色い色水をつけて、半球状にした粘土に割り箸を押し付けメロンパンの質感を表現していました。どちらの子も10年以上アトリエに通っている子たちです。
今まで行ってきた、一見、今回の活動に関係がないように見える情報を関係付け、作品を作りあげることこそ「創造力」の醍醐味です。(童具館プレイルーム講師 土井春奈)
2018.09.13 更新

第1回/絵画(大きな瓶、ほら貝、かぼちゃ) 第2回/ベニヤで昆虫づくり 第3回/積木(飛行機)
【アトリエでのひとこま】
様々な形のベニヤを使って親子クラスでは「珍獣づくり」、幼児・小学生クラスでは「昆虫づくり」を行いました。
カブトムシやちょうちょうなど自分の好きな昆虫を作る子もいれば、新種の昆虫を作る子もいました。始めにベニヤを何枚も組み合わせて形の構成をしていきますが、今回も様々な形のベニヤを用意していたので、同じ「ちょうちょう」でもそれぞれ全く違う形の「ちょうちょう」が出来上がりました!
昆虫は左右対称のイメージが強いのですが、複雑な形のベニヤを組み合わせ、迷いながらもどんどん昆虫の形を作り上げていく子どもたちには「さすが!」という思いがしました。
形が出来あがった後は、下地塗りをして色のついた石膏を貼り付けます。自由にカラフルに貼り付ける子、昆虫の色を再現しようとする子、好きな色でまとめていく子、模様をつくりながら貼る子と貼り方もそれぞれで個性豊かな昆虫がたくさんうまれました!
集中して作り上げた子どもたちの作品は、ダイナミックなものもあれば、とても繊細なものがあったり今回も多種多様な作品が生まれました。
あるクラスで十数名の子がいる中、ほとんどの子がちょうちょうとクワガタを作りました。作り終えて作品を展示をし際に「同じちょうちょうとクワガタなのにみんな全然違っておもしろいね!こんなちょうちょうもいそうだね!」と呟いた子がいました。“みんな違ってみんないい”を認めあえる瞬間に出会うことができました!(童具館プレイルーム講師 土井春奈)
2018.10.29 更新

第1回/穴あけポンチのスタンプ 第2回/障子紙とポアステインの構成 第3回/料理(野菜パスタ)
【アトリエでのひとこま】
<穴あけポンチ>と<木づち>を使ってフェルトに穴を開けものをベニヤに貼り付け、絵の具を使ってスタンプ行いました。
2歳の女の子はなんでも「自分で!」の時期で、木づちも一人で使ってみました。見ている大人たちはヒヤヒヤする場面もありますが、フェルトに穴が開くと子どもはとても誇らしげな顔でお母さんと目を合わせます。
また幼小クラスでは、2種類のスタンプを作りました。
Yくん(8歳)は1枚目は花模様の穴を開け、2枚目はランダムに穴を開けました。
まず花模様の方に絵具を付けてスタンプをしたところ、なかなかキレイに形が出てきません。絵具の量を調節したり、別の紙に試し押しをしてみたりと試行錯誤を繰り返していました。
次にランダムに穴を開けた方でスタンプを行いました。2種類のスタンプの作品を完成させ並べて置いたところ、「あー難しかったけど楽しかった」と一言。聞いてみると、「こういう作品を作る時は花模様とかはダメだね。こっち(花模様の方)はつまらない。もっと穴を開ければよかった。」と自分の作品に対しての思いを述べてくれました。さらにその後、「でもね、これはやってみないと分からないから」との一言。
90分の活動時間で様々なことを感じながら作品に向き合っている子どもたち。失敗も含めて実際に体験することで経験値を豊かにしていくようです。今回の経験を踏まえた今後の活動と作品づくりがますます楽しみとなりました。 (童具館プレイルーム講師 土井春奈)

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