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加古川プレイルーム/会員様のお便り

あなたのままでいいんだよ

加古川プレイルーム
保護者会員 村上 和歌子 様
ピカソクラス 翔二郎くん(11歳)

加古川プレイルーム

和久先生が加古川プレイルームにいらしたとき、保護者の方達と素晴らしい質疑応答を繰り広げられ、とても感銘を受けたことを今でもはっきりと覚えています。
「質問のある方はもういらっしゃいませんか?」との声にうっかり反応してしまい、私は手を上げてしまいました。
みんなに注目される中、「うちの子たちは毎日サッカーばかりしてまったく勉強しないのですが、大丈夫でしょうか?」という心の声を口に出し、言った後で恥ずかしくなりました。
和久先生は笑顔で「最高じゃないですか。毎日したいと思うくらい好きなことがあるなんて本当に幸せですよ。思う存分サッカーやったらいいんですよ!」と子ども達が飛んで喜びそうなことを言って下さいました。
「好きなことからたくさん学ぶことがあるし、そこからどんどん世界が広がっていきますよ。好きなことはとことんやらせてあげて」と、ありがた過ぎるお言葉を頂きました。
私の心は一気に軽くなり、その言葉で迷いがなくなりました。何が正解か今までよく分かりませんでいたが、答えはかなりシンプルでした。
それからの子ども達は宿題こそはするものの、毎日サッカーに没頭し、時間があれば積木をしたり、絵を描いたりしていました。
積木と家中にあるいろんなものを混ぜて遊ぶので、つくるものはオリジナリティ満載です。どんな遊び方をしようとも、足の踏み場が無くなろうとも、好きにさせていました。
子ども達の世界を尊重することの大切さは、星野先生をはじめとするアトリエの先生方から学びました。
自分の世界を自由に表現できる本物の環境は、子ども達の集中力を高め、創造力を豊かにしてくれる。そしてまだ知らない、少し先の世界まで見せてくれる。
次男のサッカーは創造性があると監督から言われました。これはアトリエ効果に間違いない。そして次男は今年ワールドチャレンジカップで全国優勝し、今まで見たことのない世界を体験することができました。
長男も次男もとっくに一人で読書する年齢に達していますが、私自身も本好きということもあって、気にせず未だに毎日二人に読み聞かせをしています。
読書や読み聞かせは、すぐに目に見えて効果がどうこう出てくるものではありませんが、積み重ねていくと、その人の大切な財産になることは間違いありません。これは山下先生と星野先生を見れば一目瞭然。人としての厚みが全然違います。長男も次男もキャプテンを努めていますが、これは完全に読書が根底にあると私は思っています。
仲間への思いやりや、リーダーはどうあるべきかをいくら大人が力説したって、子どもの心にはなかなか響きません。様ざまな物語の内容から、勇気やユーモアや生き様といった、多くのことを自然に学び、それを実体験して自分なりに解釈することから、その場に応じての対応がうまくできるようになるのだと思います。
やっぱり和久先生のお考えは素晴らしいです。子ども達の成績は相変わらずぱっとしませんが、好きなことに没頭することで人として大いに成長していると思います。
好きなこと、集中力、創造力、読書は、私や子ども達の人生において大切な四大柱となり、アトリエとの出会いは私の概念を覆すほど強烈なものとなりました。
「あなたはあなたのままでいいんだよ」と寄り添って心の支えになってくれるアトリエ。そんな素晴らしい場所だからこそ、そこから自分が本当に見たいと思った景色が見えるのだと思います。

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