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全国から寄せられた新しいお便り

人生わくわくさせてくれるアトリエ

瑞穂プレイルーム
保護者会員 正木 麻尋 様
      孝和 くん(4歳)

瑞穂プレイルーム

「今日は、みんなに悲しいお知らせがあります。みんながかわいがっていた、カメのわっこちゃんが天国にいってしまいました」そう言いながら冷蔵庫からでてきたのは、大きな亀。そして、その亀が生んだたまご。私達が、初めてアトリエに体験に行った日に起こった出来事でした。「なんで死んじゃったの?コロナ?」ちょうどコロナ禍だったので、少し大きいお兄ちゃんからはそんな言葉も。
その後、びっくりボックスが登場し、中が何か当ててみてと言われた子ども達は、おそるおそる箱の中に手を入れて「ざらざらしてる!」「なんかやわらかい!」と口々に感想を言い合っていました。箱の中から出てきたのは、なんと生きたフトアゴヒゲトカゲ。あまりの衝撃に両親ともに開いた口がふさがりませんでした。
なんて面白い教室なんだろう、絶対ここに入ろうね。それが私達の帰宅時の感想。いろいろと幼児教室を見学したり通ったりしているなかで、こんなにも多種多様そして多角的に、それでいて自然に子どもの五感を刺激してくれる教室は、とても稀有な存在だと思ったのを覚えています。
息子がアトリエに通い始めたのは1歳2か月の頃。たまには2人の時間を持ったらいいかなと、パパをわくわく担当に任命。ある日は髪の毛まで絵具だらけになりながら、ある日はご飯が食べられないほど、一緒に作ったうどんを食べて帰ってくる楽しい日々。でも、実は息子は「超」がつくこだわり&頑固屋で、半年間はずっと水場で遊んでいて、ほとんど活動には参加しませんでした。それでも耳では聞いているし、大きい子の活動も目の端では捉えているから、やりたくなったらやったらいいというパパと、「そこ、たっくんの定位置だもんね」と見守ってくださった先生。とくにいやいや期がマックスだった時は、どうしてもズボンを履きたくないとおむつで参加し、次の週は「前はおむつで行ったから、今日は半分だけ履いていく」とズボンに片足つっこんで教室に向かった息子。そんな姿も「履くのか脱ぐのかどっちかにしたら?」と笑い飛ばしてくれる先生。
そして、子どもよりもパパが先生と教育論を交わすのが大好きで、いつも先生と話すのを楽しみに通っていました。私も、ゆうき先生の「WAKU積木は日本の宝」という熱い思いや、フレーベル教育の話、和久先生の話を聞き、いつも勉強させていただいています。「子ども達はこんなことを思っている」「こんなことを感じている」。だから我々大人は子ども達に何を伝えていくべきなのか。いつも子どもが主体的でいるためにはどうしたらいいのか。そんな話を聞きながら、すべての物事には “秩序” があり、それを感じて子ども達は学んでいく、という考え方にとても共感し “秩序” を意識して子育てをするようになりました。
WAKU積木の遊び方を家でも実践し、息子から「積木で何でもつくれるんだよ」と教えてもらいながら、親子で楽しんでいます。創造性やクリエイティブなものは、生活の中に根付くと育っていくということも教えていただき、月2回の親子教室だったのを、年少になってからは月3回のクラスに変え、アトリエを生活のルーティンに取り入れることで息子の成長ぶりを、より感じるようになりました。
先生は以前、保育の預かりもされていたと伺いました。庭で育てた野菜をお昼に食べたり、近所で見つけたむかごの実をふかしてみたり、採った赤シソで染物をしたり。WAKU積木に囲まれて過ごす日々はなんて贅沢な毎日だったことでしょう。フレーベル教育をベースとした保育で育った子ども達は、きっと自分でやりたいことを見つけ、それをやり遂げる力を備えた大人になっているのだと思います。コロナ禍で当時は保育はされておらず、当時知っていたら絶対に息子を入園させていたのに残念でなりません。 瑞穂プレイルームは、敷地内に先生お手製の畑があり、ビオトープがあり、近くの川に遊びにいったり、マルちゃん探しに近所に冒険へ出かけたり、絵や積木、料理など、ジャンルにこだわらず本当に毎回わくわくが止まらない教室です。家ではできない大きな作品を共同作業で作り上げたり、時には個人個人でじっくり一つのものを作ったり。アトリエとの出会いもですが、我が家はなによりゆうき先生との出会いで、本当に素晴らしい体験を息子にさせることができ、宝物のような時間だと思いながら通わせていただいています。
これからも、わくわくしかないアトリエ活動を親子で楽しませていただきたいと思います。

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