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全国から寄せられた新しいお便り

言葉の代わりに積木で

広島安佐プレイルーム
保護者会員 片山 千恵美 様
      結登 くん(3歳)

広島安佐プレイルーム

息子が2歳半の頃にアトリエに通い始め、もうすぐ1年になります。
アトリエとの出会いは、鈴木まもる先生の『つみきでとんとん』という1冊の絵本がきっかけでした。
息子は絵本が大好きで、いろいろな絵本を読み聞かせてきましたが、大のお気に入りは鈴木まもる先生の絵本でした。その中の『つみきでとんとん』を読み聞かせた時、「積木の街をつくりたい!」「積木で恐竜をつくりたい!」と毎日言うようになりました。
どこか積木で遊べるような所はないかと探していたところ、広島安佐プレイルームに辿り着きました。
初めての体験の日、部屋いっぱいの積木を見て、目をキラキラさせていた息子の姿が今でも忘れられません。
そして、秀成先生と明美先生が温かく息子に接して下さる様子を見て、ここなら息子の気持ちや個性をしっかり受け止めて下さると感じました。
息子は先生のお話の途中で走り回ったり、急に気持ちが切れて寝そべってしまう事がありますが、先生はいつも息子の思いを尊重し、気持ちを汲み取って下さる。でも、いけないことは必ず理由を伝えて注意して下さる。そんな先生方の姿勢に心を打たれました。
息子はすぐに先生お2人のことが大好きになり、家でも先生方のお名前を頻繁に言うようになりました。いつもアトリエの日を楽しみにしている様子を見て、息子にとってアトリエが心のよりどころになっているのだなと感じました。
これから成長し、学校に通うようになっても、家や学校以外で息子が「ここに居たい」「安心できる」と思える第3の場所になってくれると思っています。
そして、アトリエは母である私にとっても特別な場所で、子育ての悩みを相談させていただくことも多く、先生方の温かいお言葉にいつも心が救われています。
早い段階で素敵な先生方とアトリエに出逢えたことは、私たち親子にとってとても幸運なことだと感じています。
アトリエに通いだしてからは、積木が息子の生活の一部になりました。
朝起きたらまず積木、保育園から帰ってきたらまず積木、という具合でいつも黙々と積木で遊んでいます。
「いいこと考えた!」が口癖で、創造力を膨らませながら楽しそうに遊んでいる様子を、微笑みながら見ています。
また、まだ自分の言葉で思いを伝えきれない息子は、積木で気持ちを表現してくれることもあります。
遊園地から帰った夜、積木で遊園地をつくりだし、今日はとても楽しかったと伝えてくれました。凄く思いが伝わってきたし、積木で表現してくれたことにもとても驚いた出来事でした。成長とともに積木でつくり出すものも複雑になっていき、その多様さに驚くことも。
初めは小さな船を作り満足していましたが、それが2階建て、3階建ての豪華客船にグレードアップしていきました。隣には空港と地下鉄もつくり、飛行機から地下鉄に乗り換えて、船に乗船するんだよと説明してくれました。自分の頭の中のストーリーを積木でどんどんつくり上げていく姿は、親である私も尊敬するほどです。
以前は積木が少し崩れただけで怒り泣き叫んでいたのに、今は何事もなかったかのように落ち着いて手直しする息子。心もぐーんと成長していることを感じます。
のびのびと自分を表現できる子に育ってくれているのは、息子のありのままを認め、個性を思いっきり引き出して下さる秀成先生、明美先生のおかげです。いつも感謝しています。
これからも親子共々、末永くよろしくお願い致します。

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