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楽しいアトリエ、親の学び

吉祥寺プレイルーム
保護者会員 古澤 梨央 様
幼児コピカ 利奈 ちゃん(5歳)

吉祥寺プレイルーム

我が家とアトリエとの出会い、それは娘が1歳を迎えた頃、「そろそろ積木を買わなければ…」と思い立ったことがきっかけでした。童具館の積木に触れられる場所はないかと調べたところ、アトリエに辿り着きました。
アトリエの初回体験の日は雨。2歳の娘が自分で傘を差して、てくてく歩く姿が思い出されます。傘が重くて歩みが遅くなってしまう娘を早く早くと私は急かしていました。
どんな内容だったかは覚えてないけども、兎に角行って良かった!雨の中頑張って歩いて良かった!何故ならクラスの前と後では、娘の顔つきがすっかり違うのです。おまけに私もすごく楽しかった!
立松先生から文章を依頼された時、フラッシュバック的に初めてアトリエへ向かう娘の姿が思い出されました。
あの日から3年が経って娘は五歳になり、サクサク歩いて走ってアトリエへ向かいます。楽しくて楽しくて仕方ない様子です。そんな姿を見るこちらも毎回嬉しい気持ちになります。
何故アトリエはこんなに楽しいのか素人なりに考えてみました(親子コピカは親の私達も楽しかったですし、下の子が早く2歳にならないかと待ちきれません)。娘は絵を描いたり積木をすることが楽しいと言いますが、何故その行為が楽しいのでしょうか?
思いや気持ちを言葉で正確に伝えることや相手に正確に自分を理解してもらうことは難しく、伝わらないもどかしさは誰しもが体験したことがあるのではと思います。
アトリエでの活動を通して自分の考えを自分の手で表現する。心の中の内なる物を、絵画や積木というツールによって吐き出すことが感情の発散になるのではないかと推察します。また、作業に集中することで雑念がシャットアウトされ、頭がスッキリする感覚を得るのではないでしょうか。子ども自身がどう捉えているかは分かりませんが、少なくとも親子コピカを通して大人の私はそんな体験をしました。
また、私たち夫婦にとってアトリエは我が子への向き合い方を学ぶ機会でもあります。ある時、親子コピカで積木の家を作りました。私は何の迷いもなく娘に必要そうな積木を手渡したら、先生から「お母さん、積木は自分で取りに行かせる。何が必要か考えて行動することが大事」と言われてハッとしました。
絵画の回では、思いのままに絵を描く娘に対して「こう見えるでしょ?色はこれじゃない」と描写や色合いに口を出したい私にすかさず先生が「子どもの感じるままに描けばいいの。お母さん、もう喋らない。我慢」
先生はなんでもお見通しですね。
娘は遊びの経験を通じて自主性を会得していました。親として良かれと思った私の行動は娘の自立を阻害していたのでした。それは私自身がそうならないように気を付けていたヘリコプターペアレントの予備軍的行動だったと反省しました。
子どもは本来自由であり、その感性、その存在を守らなくてはならないとつくづく思います。でも頭では分かっていても、それを尊重することが難しい。つい一般的な正しさを子どもに押し付けてしまいます。我が家の場合はアトリエがあるからこそ親子の距離感が近くなりすぎず、見守る心を忘れないようにしていただけていると感じます。何よりも立松先生の子どもへの向き合い方、接し方、クラスの構成の全てが一貫されており、大らかで包み込むような優しさがあります。こういう雰囲気の中で子ども達はのびのびと自由に自分を表現できるのだと思います。大人の私でさえ童心に帰ったような気持ちになります。
中川李枝子さんのエッセイに「宇宙的どっしり感」という言葉が出てくるのですが、まさにこの「宇宙的どっしり感」がぴったりくるのです。そしてそれはいつか私も纏いたいと思う空気感でもあります。
初めての育児で過保護と放任の狭間を行ったり来たりだった私がなんとか子を育て、その子がすくすく成長してくれたのは、先生からの助言と、アトリエでの娘の姿を眺めながら自分が子どもだった時の気持ちを思い出せているからだと思います。私の中の幼い自分が「こう言ったら喜ぶよ!」「これは今は言わない!」といつもわーわー騒いでいます。
アトリエで楽しむ娘の姿は私達の喜びであり、羨ましさを感じつつもいろいろなものを昇華させてくれる幸せの塊です。
立松先生、この度はこのような機会を頂戴し有難うございます。改めて娘との時間を振り返る機会になりました。これからもアトリエに通って娘の中の楽しい気持ちを大きくしていってもらえたらいいなと思います。そして下の子の親子コピカが待ちきれません!

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