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札幌中央プレイルーム/会員様のお便り

先生たちが受け止めてくれる

札幌中央プレイルーム
保護者会員 佐々木 裕子 様

『わくわく創造アトリエ』との関わりは、母親の私にとっては今年で19年。これはただの「習い事」ではないなと思っています。
以前は絵本屋さんで、今は先生である深雪先生とは長男が1歳になる前から、達也先生とは一時離れた活動を再開して5年のお付き合いになります。
振り返ると、長男が生まれ、5つ違いで双子の娘が生まれ、今日にいたるまで子どもの成長には未だに戸惑う日々が続いています。
アトリエは我が家の子ども達にとっては、家族や親類、学校、習い事以外の、安心して「居る」ことができる場所です。何もせずにただ「遊びに来てね」「いてもいいんだよ」ではなく、「何かすることがある」、活動がやはり土台であり骨であると感じます。
なぜなら、私達が生きていくということは必ず何かを「する」ことを伴うから。けれど、絵を上手に描いたり、実物とそっくり同じように形を造形することが目的の活動では、安心感につながらない気がします。活動を通して自分という人の内面がかたちとなって外に出て、先生が受け止めて喜んでくれる。どんな状態でも、それを繰り返し繰り返し、してもらえる。そうして自分自身を知り、理解してもらえる体験が安心感につながるのだろうと感じます。それが土台であり骨であるのは(未だに私もうまく言語化できませんが)、創作活動を通して表現することと、生き方を自分のものにしていくことはイコールだからだと思うのです。
長男は、頭の中の言語では活動でやることは分かるけれど、実践するとなるとそのイメージがなかなか手の動きにつながらず、もどかしい時間を長く過ごしていました。その過程で、自分は多くの中から選ぶ作業が苦手だと気づいたり、時間内に活動を着地させる「落としどころ」を見つけることの大切さを知ったりしました。
長く通っていると活動に気分が乗らない時もあり、長女はそんなときも含めて様々な表現で創作しています。色使いも観察眼も多岐にわたって、「たくさんの色」が彼女の中にあるのだと垣間見ました。
次女は、没頭して集中した表情で活動を終えて「楽しかった」と言います。俗にいう、子どもらしく笑顔で飛び回るような表現だけが、充実感や楽しい思いではないと知ることができました。
そして、先生達は子ども達3人と母の私、4人を何年にもわたって見ていてくれて、一人一人が違う表現をすることを認めて、そんな集合体の私達を面白く素敵だと言ってくれます。普段会社員をして、気分で過干渉・放置を行ったり来たりしている母からすると、これはものすごいごほうびです。それに、特に親からの言葉が届きにくい思春期(今)を支えてもらっています。
学校に行かないで過ごすことも多い我が家の子たちには、出かけられる場所があることがとてもありがたいのです。大人でも子どもでも、登校なり勤務なり、自分の活動をしていない状況は、自分が社会と関わっていない孤独感や罪悪感を感じるものです。学校に行けない苦しさがある状態でもアトリエに行けるのは、先生達が、子ども達の成長する力を信じながら、具体的に子どもを理解してくれるから。その時々の状態に寄り添って喜んでくれるからだと思っています。
母である私は住まいと実家が遠く離れており、夫と自分以外に、こんなに長く子ども達の成長を共に見てくれている人はほかにいないのです。一緒に考えて、喜んで、励まし続けてくれてありがとう。もう少し、一緒に子ども達の成長を見守ってくださいね。

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